今も昔も変わらず、溝の口に住む地元の人々に親しまれ、愛され続けている老舗の和菓子店「みよしの」。
いつ訪れても和菓子を買い求める人でにぎわい、特に季節の行事の時期には、長い行列ができるほどの人気ぶり。
その味を求めて親子三代で通うという常連さんも多く、「お祝いごとや手土産に迷ったら、まずここ」といわれるほど。
店内には、季節ごとに並ぶ上生菓子やおだんごなど、美しい和菓子がずらりと並びます。どれを選んでも間違いのないラインナップなので、どれにしようかいつも時間を忘れてしまいます。
今回は、そんな溝の口の日常に寄り添う和菓子店、みよしのをご紹介します！
溝の口駅から徒歩約8分、静けさ漂う立地
溝の口駅の正面口を出て、「ポレポレ通り」と呼ばれる溝ノ口駅前商店街を高津方面に向かってまっすぐ進みます。
駅前でもっともにぎやかなこの通りを歩いていると、やがてふっと喧騒が和らぎ、落ち着いた雰囲気に包まれるエリアへ。
二ヶ領用水の手前、そんな静けさの漂う場所に、和菓子処みよしのがあります。
看板商品｜もっちりやわらかおだんごの魅力
みよしののおだんごは、一度食べたら忘れられない味！しかも1本100円（税抜）と、とてもリーズナブルなお値段。
あんだんごのあんは控えめな甘さで、なめらかでみずみずしい。
磯辺だんご。ちょっとしょっぱい系のおだんごが食べたいな、というときにおすすめ！海苔の風味としょう油の香ばしさがたまりません。
大人気の豆大福は、夕方には大体売り切れてしまいます。
えんどう豆のホクホク食感とほのかな塩みが、控えめな甘みのあんこがお互いを引き立て合い、そしてもっちり包み込む大福の皮の一体感が魅力。
季節を感じる和菓子＆限定メニュー
さらに四季折々の和菓子が大人気で、季節の和菓子が楽しめるのも魅力のひとつです。
4月には、さくらあんのおだんごやお花見だんごに桜餅。
5月の節句にはかしわ餅、草かしわも。
そして秋には月見だんご。当日はサービスでススキをいただけるんですよ！ただし、数に限りがありますので、早めの来店がおすすめ。
個性派ようかんに注目！チョコや珈琲も
さらに定番の和菓子だけではなく、チョコレートようかんに珈琲ようかんもおすすめ。
あずき×チョコレート、あずき×コーヒーの組み合わせって、実は相性抜群！
あずきのポテンシャルの高さをひしひしと感じます。
試食をいただけるので、ぜひ新しい味との出会いにワクワクしてみてください。
川崎名産「かりんとまんじゅう」の美味しさとは
店内のおいしそうな和菓子たちに目を奪われて、どれにしようか迷ってしまったら、おだんごと、それから“かりんとまんじゅう”を食べていただきたいです。
というのも、人気商品のひとつであるかりんとまんじゅうは、川崎名産品に認定された一品。
黒糖風味のかりんとう生地に、しっとりしたこしあんが包まれています。
まんまるなフォルムがたまらなくかわいいおまんじゅうで、一口かじるとカリカリッと香ばしい食感、本当にお菓子のかりんとうのようです。
大きさもほどよいコンパクトサイズで、それがまたあとを引いてしまうという。
もっとかりんとまんじゅうの食感を楽しみたい方には、オーブントースター（200℃で約2分）や油での軽い再揚げ（180℃で30秒）で、まるで揚げたてのようになりますよ。
そしてみよしのといえば、何といってもおだんご！
まずおだんご自体がとてもやわらかく、のび〜る！なのに歯切れがいい。とても舌触りがなめらかで、もっちりとしているのが特徴です。
左からずんだ・あんこ・焼だんご（みたらし）。おいしそうなビジュアルにうっとり…。
ずんだだんご好きにはたまらない一本！
ずんだは豆の粒感がほどよく残り、噛むたびに優しい甘みが広がる逸品。香り・食感・味わいのバランスが絶妙で、リピーター続出です。
みたらしはしょう油の角がまるく、柔らかな甘みを感じますよ。
もっちり、みょーんと伸びる伸びるおだんごは、柔らかなのにコシがあるのが特徴です。
8のつく日は“だんごの日”でさらにお得！
8日・18日・28日は“だんごの日”で、いつもリーズナブルなみよしののおだんごが、さらにお得に購入できるラッキーデーです。
“だんごの日”には、ふだんから人の絶えない「みよしの」さんが、さらににぎわいを見せますので、どうぞ気合を入れて訪れてくださいね！
和菓子処みよしの
住所：神奈川県川崎市高津区溝口1-18-1
アクセス：東急田園都市線「溝の口駅」から徒歩8分
TEL：044-833-3057
営業時間：10:00-18:00
定休日：年始
（営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください）
