溝の口といえば、にぎやかな飲食店やチェーン店が立ち並ぶイメージを持っている人も多いかもしれません。
でも実は、そんな駅周辺の喧騒から少し離れただけで、驚くほど落ち着ける“隠れ家カフェ”が存在します。
それが今回ご紹介する「birdland cafe(バードランドカフェ)」。
初めて訪れたとき、「え、こんなところにこんなステキなお店が?」と思わず声が出てしまう。良い意味で溝の口のイメージを裏切ってくれるお店です。
木の温もりに包まれる居心地抜群の空間

木目調が印象的な入り口。
店内に入ると、まず感じるのが木の香りと柔らかな空気感。
木目を基調としたインテリアで、どこか森の中のロッジに迷い込んだような雰囲気があります。

座席の配置もゆったりしていて、隣の席との距離感が程よく保たれているのもうれしいポイント。
騒がしすぎず、かといって静かすぎない絶妙な空気感で、読書や作業、友人とのおしゃべりなど、どんなシーンにもフィットします。

昼間に訪れると大きな窓から入る自然光も心地よく、時間の流れが少しゆっくりになったような感覚に。
「今日はちょっと疲れたな……」という日に、ふらっと立ち寄りたくなる居場所です。
心まで満たされるクリームブリュレとグレープフルーツジュース
birdland cafeに来たら、ぜひ味わってほしいのがクレームブリュレとグレープフルーツジュースの組み合わせ。
まずクレームブリュレ。

運ばれてきた瞬間、表面のキャラメリゼがパリッと光っていて、思わず写真を撮りたくなる見た目です。
スプーンを入れると、パリッ……という音とともに香ばしい香りがふわっと広がり、その下にはとろ〜り濃厚なカスタードが感じられます。
口に入れた瞬間、ほろ苦いカラメルとやさしい甘さのカスタードが一緒に広がって、思わず「幸せ…」とつぶやきたくなる味。
甘すぎないので、最後まで重く感じることなく楽しめるのもうれしいポイントです。
そしてグレープフルーツジュース。

フレッシュで酸味とほのかな苦味がちょうどよく、口当たりがすっきり。
飲み終わった後に果実の余韻が残り、クレームブリュレの濃厚さをさっぱりリセットしてくれる感じがたまりません。チェリーがのっていて、まるで昔ながらの喫茶店にきたようでうれしいです。
この二つをセットで味わうと、濃厚と爽やかのバランスが絶妙で、ついついもう一口、もう一口と手が伸びてしまいます。
「カフェでスイーツを楽しむって、こんなに贅沢な時間なんだな」と実感できる瞬間です。
ひとりでも、誰かとでも「また来たくなる」場所
このカフェが特別なのは、「ひとりで来たい」「誰かと来たい」の両方を自然に思わせてくれるところ。
ひとりのときは、本を片手にのんびり過ごしたり、ぼーっと窓の外を眺めるだけでも贅沢な時間になります。

メニュー数も多いので、ランチやデザートタイムに来ることができ何時に行っても楽しむことができます。
ドリンクは定番のコーヒー、ラテやソフトドリンクが用意されています。
ジンジャー・チャイは、ほかのお店ではみたことがないので、どのような味か気になりますね。

不思議と気を張らなくていい空間で、初対面の人とのお茶や、久しぶりに会う友人との再会にもぴったりです。
駅の喧騒を離れ、自分のための時間を取り戻せる場所です。
次の休日は、ぜひbirdland cafeで何もしない贅沢を味わってみてください。
birdland cafe
住所:神奈川県川崎市高津区溝口3-24-35 1F
アクセス:東急田園都市線「溝の口駅」、東急大井町線「溝の口駅」から徒歩約9分
JR南武線「武蔵溝ノ口駅」から徒歩約9分
営業時間:11:00-20:00
土曜日 11:00-22:00
定休日:火曜日
駐車場:なし



















